星まつり祈祷

 星祭り(ほしまつり)は、真言宗の開祖、弘法大師空海によって日本にもたらされた宿曜経をもとに発展した祈祷法です。平安時代の昔から二十八宿暦という暦法と、占星術、祈祷法を修めた密教僧達を宿曜師(すくようじ)と呼びました。この宿曜師(すくようじ)は、高度な天文数学を駆使して宮中の陰陽師にも大きな影響を与えていました。昨今「星まつり」は、真言宗以外の社寺でも行っているようですが、「星まつり」は、弘法大師空海以来真言宗独自の暦法と祈祷法なのです。
 現在では、大安や仏滅(もとは物滅だった)といった六耀占術がもてはやされますが、現代でも、大工さんなど年輩の職人さんは二十八宿をもとに吉日を求める人も少なくありません。そのため日めくりの暦には、いまだに二十八宿の吉凶が記されているものが多いのです。お気づきでしたか。拙寺ではより市販の暦の二十八宿暦ではなく、より厳密な二十七宿法を採用しています)

 また、ひとりひとりの御札には、本命星だけではなく、当年星も押印しています。そして、家族の一年の吉凶を三九秘宿法により厳密に、生まれた日にちによって算定し、年齢を加味したコメントも現代文で書いています。
 この御札を、節分の際に、ひとりひとりの当年星の真言に御名前を加えて唱えて祈祷します。この御祈祷には約2時間かかります。、長仙寺の僧侶が丁寧に厳修します。御祈祷した御札に、御祈祷した小さな金符守りを添えて、皆さまには郵送でお届け致します。

申し込み方法

 お申し込み方法は、申込書にお名前・ふりがな・性別・生年月日をお書きになって、拙寺にお申し込み頂ければ結構です。
御祈祷料について
 御札と一緒に郵便局の振込用紙を同封します。この振込用紙で御祈祷料を入金して下さい。

御祈祷料(ごきとうりょう) 一人五〇〇円